高野山から、御連絡を頂きました。
ブータン王国のイトスギの、
再植樹に伴うご報告です。
〝 根本大塔( こんぽんだいとう )傍らに完了しました― 〟
こう、お知らせくださったのです。
イトスギは、
2年半前に初めて、
奥之院エリアにて、植樹されたものです。
今回は9日に私が、
新しいイトスギをお運びした事に対して、
成育等を考慮に入れ場所を新しくする、
という施策が為されたのです。
今の高野山は、
世界文化遺産になり、
世界中からの来訪者を迎え入れています。
それは年々増え、
とみに最近はフランス人が多くなり、
その為に、
フランス語による案内も整っています。
そして高野山は広大で、
二つの聖地があります。
一つは、
弘法大師空海がお亡くなりになった聖地、
即身成仏の霊場 奥之院 です。
もう一つは、
弘法大師空海が、これから日本で救済を始めるに当たり、
その為に、真っ先に着手された壇上伽藍( だんじょうがらん )です。
結界を結び法を修され、
心血を注がれたのです。
心血を注がれた壇上伽藍の中核が、
根本大塔( こんぽんだいとう )です。
弘法大師空海の建立により、
ここから、
日本国土に国民に、
救済を発信されたのです。
朱色の多宝塔様式で、
テレビ番組や、パンフレットの表紙などで、
「 ああ、そういえば……」と、
あなたもおそらく目にしたことがおありでしょう。
そして、
イトスギの場所を新しく変える、という施策なのですが、
その場所を探す事もなく、
すぐに根本大塔の傍らに決定したのです。
なぜでしょう?
第一、空きスペースなど無いはずです。
お話し致しましょう。
今年の夏は、大型台風が何度も何度も、
日本列島を襲いました。
高野山も、この暴風雨によって、
由緒ある樹木が折れてしまった。
それは根本大塔の傍だったー
ちょうどその頃―
後継のイトスギが、私の元に届いていた。
( その時点、過去にブログ配信しています )
届いたそのタイミングで、
高野山にお話ししたところ、
〝 由緒ある樹木が折れ、無くなって寂しいところでした、
ちょうど、これは有り難いー 〟
こう喜ばれて、
その場所に喜ばれて植えられるという、
想定さえも出来なかった巡り合わせ、
になった。
しかし、
これこそが真の縁、というものではないでしょうか!
絶妙なるタイミング!
このタイミングが、
神業となった。
高野山をご存知の方なら、
救済を発信する源、最高の場所―
お分かりになると思います。
とうとう、
行きついてしまった!!
神仏、
天の加護と導きとしか言いようがありません!!
なぜなら、
私の計らいは何もない―
私は何も意図していない―
あなたは、
前回のブログを読み返して調べてください。
だから、
大感謝しかありません!!
高野山の奥之院―
ここは植えては頂けないような神聖な霊所でした。
そして根本大塔―
弘法大師空海が開始された、救済と真理の発信根源、
その心血を注がれた根本大塔へ!!
ここに、
高野山金剛峯寺様により、
イトスギ植樹完了致しました。
案内板が立っております。
これから高野山に行かれる方がいらっしゃれば、
教えてあげてください。
更に思い出深い参拝となることでしょう。
人間の計らいを超え、自然界の有様も絡んで、
このような運びになりました。
不思議な、神仏のみわざです。
あなたの心を、波動を、
敬虔に合わせてみてください。
きっと、功徳がありましょう。
そして私にとっては、
もう一つの、大切な意味があります。
神足、満を持しています。
ひたすらに衆生済度に向かいなさい―
天がお見せになった。
私はこれを、
戒めとして押し頂くのみです。
今日も感謝から!
和顔愛語のあなたが、
一番いい。
左藤滋光 合掌
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