お待たせ致しました。
続きを始めます。
↓
夜の京都、
走るバスの中―
彫り上がった伏見稲荷大社の御祭神・御尊像を持ち、
早く知らせんとメール打ちに集中する私。
送信して、
ホッとして顔を上げる、
その時、
顔の真正面、
目の前に、
伏見稲荷大社があり、
飛び込んで来た!!
それは告知ポスター、
11月8日おひたきまつり・火焚祭、とある。
初めての参拝日は、これで決まった、
この日以外は考えられない!
生まれて初めてお参りする。
しかし、
目的がある。
その目的とは―
御祭神のお像が出来上がった以上、、
御祭神様にご降臨願い、
入魂のお許しを叶えさせて頂きたいのです。
目的は開眼なのです。
当日がやって参ります。
11月8日です。
曇天の空模様なのです。
まあ、お祭りの間は雨は…
もつだろう…
ご尊像( 手のひらに乗る大きさ )のみで、
出発致しました。
伏見稲荷大社に着きます。
外国人観光客がやたらと目に付きます。
ごった返しています。
何せ日本に来たら、
一番訪れたい憧れの神社なのですから。
御神殿には、
ロープが張られていて中に入れず、
黒山の人だかりは、
外から遠巻きの参拝です。
しかし、
ゴマ木と机が用意され、
申し込めるようにはなっている。
そこで私は、
ゴマ木に―
施主である信州のSさんの名前と、
ご降臨願いと書くことにした。
書いていると、
誰か私の肩を触れて、
呼びかけている。
思わず振り返る。
「 あのぉー ここで書くんでしょうか?初めてなんですが…」
見ず知らずの男の人だった。
私は
「 私も初めてで、わからないです。ここで書くのではないでしょうか?」
その方
「 ここで書いたのは、焚いてくれないそうです。上の方に今日の受け付け所があって、そこのを焚いてくれるそうです 」
私
「 そうなんですかァ! お火焚きはどこでやるんですか?」
その方
「 千本鳥居の途中から入る道があるそうです 」
私
「そうなんですか! ぜひ御一緒しましょう!!」
その方
「 いえ…」
はにかみながら、
そのまま人ごみの中に去って行かれた―
いたく感激した。
親切な人もいるもんだ…
言われた通りにした。
書いたゴマ木はそこで納めず、
上まで持って行った。
ゴマ木受け付け所があった!!
係りの人に問うた
「お受けして頂けますか?焚いて頂けますか?」
はい、と。
そこは押すな押すなの、
ごった返しの行列が出来ていた。
混じって進む、
本鳥居の途中から、
横に入り込んで行く。
ガードマンが規制していた。
「 ハイ、ここまで!!」
サッと、私の後ろでロープを張った。
無制限に許可すれば、
事故るからでしょう。
一番最後の私。
人の背中しか見えない。
そこで―
じっくりとお参りすることにした。
前の人たちから、
徐々に抜けていく。
待ってるうちに先頭になった。
広場にテントが設営され( 運動会等で使われる大テント )、
手前でロープが張られていた。
おひたきまつり祭場と、参拝場所が仕切られているのです。
ロープの前で参拝する。
どの位時間がたったか、
音がする。
やけに聞こえてくる!
何だろう?
思わず振り返る。
雨です!
急な雨の当たる音だったのです。
私の後ろの人は―
カッパをはおる人、
走り去っていく人、
傘をさす人、
ずぶぬれになりゆく人、
自分は!と、
肩から足元まで眼をやる―
濡れていなかった。
テントのひさしの内に、
入っていたからだ。
全く濡れていない事に驚き、
腹をくくる。
最後の最後までいるしかないな
雨は、
火焚祭が終わった頃には、
霧雨となった。
ロープは解かれた。
片付けに入るためだ。
入ってもよいです、と。
私と残っていた少数の参拝者は自由に入る。
見ると―
宮司様がお加持?に用いられた、
浄水、浄塩、葉、
三種がそのままにされていた。
片付けの若い神職さんに問う、
「…頂いてもよいでしょうか?…」
よい、とおっしゃる。
私はそこで、
おもむろに御祭神のご尊像を取り出し、
立てた。
神足の祈りに入った。
三種のお加持を修させて頂いた。
火焚が、
屋外壇がまだ燃えている。
そこへ行き、
浄火にご尊像をかざし、祈りを捧げた。
大感謝を全霊で表し、
丁重なる合掌低頭をもって、
祭場を後にした。
霧雨なので、
傘をささずに境内を下がって行けた。
社務所の所まで降りた。
そこの神職の方にお尋ねした。
「おひたきまつりは、毎月行われているのですか?」
「年に1回だけです!」
この言葉がやけに胸に残り、
伏見稲荷大社を後にした。
以上が、
あった実際です。
全部、事実です。
そのままを、
あなたにお話し致しました。
神変不可思議としか、
言いようがない。
この出来事―
あなたにぶつけます。
前回の配信と、
続くこの配信。
この一連の事実は、
まま起こる事なのでしょうか?
否、
聞いたことがない事でしょうか?
後者なら―
伏見稲荷大社御祭神様が、
お招きになられたのでしょうか?
もしそうであるならば―
あなたは、
その御利益にあずかれる位置にいます。
なぜなら私との、
神足のつながりにあるからです。
あなたへ、
功徳をおさずけなさるお示しと、
受け取って過言ではないと申せましょう!
今夜も感謝から!
和顔愛語のあなたが、
一番いい。
左藤滋光合掌
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