この時節、
毎年の事ですお盆の休みに入る職場が多くなります。
申し合わせたように、
時を同じくして、休日に入るのです。
オリンピックも、パラリンピックも、
お盆を避けて?の開催。
行事は入れられない、
お盆の方が大切—
民族の魂ともいうべきでしょうか!
それほど大切な、このお盆。
いつ頃から、始まったものなのでしょうか?
今をさかのぼる事、
1400年もの昔—
時は、
西暦606年。
推古天皇は、
奈良の飛鳥寺の西に、須弥山を設営、
こうして、盂蘭盆供養が修された—
日本のお盆は1400年前!
このようにして始まったものなのです!
あれから—
1400年、
今も、続いている!
何と、
途切れることなく、
営み続いている―
それが、お盆だ!
お盆休みは、13日~16日が多いです。
その理由は次の通り。
霊界より御先祖様方が、
13日夕刻に戻って来られ、
16日の夕刻には、お帰りになる—
この習わしによる。
そこで、
真夏の先祖供養、お墓参りは―
お盆休みもあって、
民族移動のように、為されるのです!
国をあげてのお盆、先祖供養の時節ですが、
その間に―
15日、終戦の日、が並びます。
6日が広島、9日が長崎、
真夏に、酷暑に、灼熱の原爆が投下されました。
そして15日、
終戦を迎えるのです。
終戦の日、
追悼の慰霊が繰り広げられます。
戦争とお盆は、関係ないです。
それが、13日15日16日と、
連なってしまったのです。
このために、
御先祖供養と慰霊とが重なる。
それが8月この時節、
なのです!
はかり知れない、
天の配剤なのでしょうか?
命の繋がりを、
命の尊さに、気持ちを及ぼす―
戦争を思い起こす―
犠牲の上に今の日本がある、
本来の手厚い供養会として手を合わせる!
戦争は繰り返してはならない
平和あっての全てだ
世界の平和を願う
これが、
真夏、今の時節なのです!
左藤滋光 合掌
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