3月になって2回目の配信です。
前回は、
只今から、高野山に出発致します……
で、
あなたとお別れしたのでした。
それでー
高野山はどうでしたか?
という
お話になるわけです。
ご報告致します。
立義分ー
弘法大師の教えの根幹です、
なのに、
私たちほとんどの人は知らない、
はらかずしも邂逅したのです!
霊験…引き合わせか…
こう言っても過言ではない。
神仏を信じる人なら、
ただ事ではないと感じとるでしょう。
そこで写経するなら、
大師に直接お納め申し上げるー
この純粋な信心から、
永遠の大師のいらっしゃる、
奥之院・即身成仏御入定・霊廟をめざしたのです。
天気は3月1日日没頃より雨、
2日は予報は雨。
納経に向かったのは2日午前11時20分、
傘持参です。
いよいよ即身成仏御入定の霊廟前、
御廟橋にさしかかります。
この橋はこの世とあの世の渡し橋。
渡ると大師のいらっしゃる霊界に入る。
橋の手前までは現世なのです。
「 さあ渡ろう 」
ちょうどその矢先、
頭上の届きそうな雨雲が、
両方に開いていったー
杉の巨木が並ぶ道、
薄青空が現れたのです!
期せずして、
明るくなってしまった!
そのもとで、
あの世へと、橋を渡ったのです。
明るい世界へと参るが如くー
そのまま、
燈籠堂で納経を果たすことが出来たのです。
不思議なことに、
帰りの道すがら仏具のお店にあるはずと、
立義分のある勤行本を探しましたが、
そういう本はどこにもなかった。
目にすることが出来ないのです。
私は思いました、
ああ、これこそが縁なのだ、
縁により人は救い上げられ、
助けられていくのだ、と。
今夜も感謝から。
和顔愛語のあなたが、
一番いい。
左藤滋光 合掌
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