マッサンのウイスキーと心の講座を重ねるー
マッサンは、
NHKの朝の連続テレビドラマの主人公です。
今、ドラマの見せ場はー
〝 日本人向けのウイスキーをつくれても、本人の心は萎れてしまう 〟
人は、能力に生きるのではなく、
信条に生きるからです。
信条を手放したとたん、
幸せからも遠のいて行く…
傍から見ていて、嫌というほどわかるー
今、それを見せつけられているところなのです!
マッサンは、
北海道にある、ニッカウヰスキーの創業者です。
ドラマは、昭和のはじめー
その当時の日本では、
ウイスキーは、未知の酒でした。
それを日本人である彼が、
その手で造り出し、
世に出すというのです!
苦難の連続でした。
無理もありません、
当時の日本人にとって、ウイスキーとは—
煙臭い、焦げ臭い、
まともでない酒!
だったからです。
誰も飲もうとしない…
全然売れない…
一体どうすれば—
飲んでくれるのだろうか?
うまい酒ウイスキー、
日本人にわかってもらいたい!!
本場、スコットランドでは、
燃料のピートが、ウイスキー特有の香りと匂いをもたらすのでした。
これが、本物のウイスキー。
しかし、決断したのは、
煙臭くも、焦げ臭くもないウイスキー、
これをつくる。
その結果は、
コクも力もない、ウイスキーの出来上がり…
作った本人は、生気の抜けたマッサン…
仕事が出来る、有能であっても、
もっと大切なものが胸の内にある。
それを手放してしまうと、
生気は失せ、
本人は、幸せからも遠ざかってしまう…
本場に負けない、
うまい本物のウイスキー、日本でつくりたい!ー
マッサンの信条は…
市場のリサーチによって、
万人受けのウイスキーに変貌を遂げ…
同時に、
これまで、一体何の為に人生をかけて来たのか、
熱い思いも喪失され、
みなぎる生花は萎れてしまった…
私は自分に重ねました。
心の講座を開講するにあたって、
自問自答致しました。
万人受けを狙ったものではない、
薄めたものでもない、
断じてない。
正真正銘、
心の力、そのものを表したいが為。
真髄を、体得して頂きたいが為。
諦めきれない熱い思い、
これに突き動かされての事だ。
だから、尖るのだ!
このように、
確認させて頂く事が出来ました。
以上から、
どうぞ、お楽しみにされて頂きたいと存じます。
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