御報告を始めます。
(お待ち頂きました。前回の続きです)
22日は台風のまっ直中でしたが、
中村公隆・大アジャリ様の法要に向かったのでした。
新大阪から朝8時15分、
車で神戸を目指します。
北九州からMさんが運転ー
レンタカーは、
強まりゆく風雨の中、
高速も山の中も順調に走ります。
車中では、
彼から神足の問いかけがあり、
快く応じ、
語りは盛り上がったのでした。
9時半にお寺に到着。
さて、
このようにお参りする事になったのは、
経緯があるわけです。
ここで整理してみます。
数年前、
会津の千葉先生から記念の本を頂くのです。
先生は、
郷土の著名な川島コミッショナー、
90歳を記念しての本の編集されたのです。
川島コミッショナーは、
中村公隆・大アジャリ様に50年に渡り師事されていました。
千葉先生はその為に、
このお寺を訪れ、
大アジャリ様からお話しをお伺いし、
ご染筆を頂き、本の題字としたのです。
本にはそれらが書かれています。
私は頂いた当時、
何気なく北九州のMさんに話したのです。
彼は覚えていて、
いつかお参りに行こうー
こんな志しを持ったのでした。
彼はそれを先月、
9月15日にメールで知らせて来たのです。
10月22日に行く、と。
では、
話を戻します。
雨はきついですが、台風の本降りは
夕方からで、まだ耐えられる状況です。
ですから、
それなりに参拝者が徐々に集まって来ている、
というところです。
法要は11時からー
まだ1時間半も早いが、
初めてですから、
先ずは、お堂に行こう、と。
どれがお堂だろう?
あれらしい、
では、行こうか!
石段を上がります。
ストレートで登り切るのではありません。
駅の階段などのように、
途中で踊り場があり、
また続きの石段となります。
途中まではよかったのです、
踊り場手前で、
足が止まってしまった。
踊り場だけ、石が敷かれていない!
そこはドロドロのぬかるみ、
降りしきる雨で跳ね返っている!
足を踏み入れるわけにはいかない。
さて、どうしよう?
止まった。
するとー
上から3人の修行衣のお坊さんが、
傘をさして降りてくる。
踊り場の手前で、
先頭のお坊さんが、
止まった。
私と同じことを考えているようだー
お互いが、
踊り場を挟んで、
しばし止まっているー
そこへMさんが、
「中村大アジャリ様でしょうか?」とお尋ねする。
「そうです」と。
大アジャリ様は、
向こう側から渡って来られ、
私の真正面にお立ちになる。
お尋ねになる、
「どちらからですか?」と。
私は、
「滋賀からです。彼は福岡から参りました」とお答え致し、
大アジャリ様は、
「ほう、そうですか」と。
私は、
「どうぞよろしくお願い致します」とお願い申し上げ、
深々と頭を下げました。
その時にー
なぜか、目が合い続けていた。
絶妙な、
考えられないタイミングだった。
あり得ないような事が、
起きてしまったのです。
先月は、
アマゾンで御著書を買ったら、
直筆のご染筆をお書きになって、
落款まで押してあった。
そんな本が、なぜか来た。
逆に私は、
計らいの思いが立つ自分を嫌悪した。
自我を立ててしまえば、
駆り立てるようなことになってしまえば、
どこに神足はある?
強く、
戒めた。
ただただ、
お参りさせて頂く、
それのみだ。
心に、
一点の曇りもない。
更に神足で徹した。
そしたら、
こうだ!!
考えられるのは、
一つしかない。
与えられたのだ!
引き合わせを、
授かったのだ。
去って行かれる、
91歳の大アジャリ様ー
寒くドシャ降りの中、
薄い修行衣に傘のいでたちで、
スタスタ石段を行かれる。
とても90歳の御様子とは思えない!
70代後半と見た!
有り難く、
感謝に打ち震えました。
本当にありがとうございます。
心より大感謝申し上げます。
私の目指す人生は、
100歳まで、通常の生活と法務を続けるという事。
これが人生設計です、
何度もあなたにお話ししています。
それがー
実際のお手本が、
御出現されたのです!!
その後、
1時間の護摩修法、
30分の御法話と続きます。
御法話を聞いたMさんは、
私に言いました。
「…似てますね!…」
その意味は、
来る時の車中での、
私と彼との話の盛り上がりを指しています。
〝祈るとお腹が熱くなる。だから頭だけではなく、
お腹が目覚めて、両方で祈り、幸せとなる、
神仏の分身として誰もが与えられているのです〟
何と、
大アジャリ様のご法話が、
同じようだった!
「…ほとんどの人が活かす事なく終わってしまう。
もったいない、この力を起こして開運してください…」
力強くお示しになりました。
あまり聞いたことのない話でしょう?
彼はそれを、二人から聴けた?のです。
奇瑞なのです。
私は、
直観した。
神足は熟した、とー
後すべきは、
人助け、
衆生済度のみだ、と。
今日も感謝から!
和顔愛語のあなたが、
一番いい。
左藤滋光 合掌
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